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三氏のノーベル賞受賞と中村教授の米国籍取得 [現代日本の世相]

三氏のノーベル賞受賞と中村教授の米国籍取得

 青色発光ダイオードで、赤崎勇・名城大教授(85歳)、天野浩・名古屋大学教授(54歳)、中村修二・カルフォルニア大学教授(60歳)の三氏がノーベル賞を受賞した。

 「三名の日本人のノーベル賞受賞」と騒いでいるが、中村修二氏は米国籍を取得している。正確に言えば、二人の日本人と、一人の米国籍日本人の受賞ということになる。ここ20数年の日本経済は停滞し相対的な地位は低下しており、国際社会のなかでの日本の政治的地位はアメリカべったりのためほとんど重視されていない。日本の国際的地位は低下した。そのようなことを日本社会と日本人は、うすうす自覚しているのであるが、現実を正視したくない気持ちもある。

 日本社会と日本人にとって、ノーベル賞受賞は、何かしら勇気づけるニュース、かつてのプライドを思い起こさせるニュースであり、歓迎するのかもしれない。むしろ、マスメディアはその勇気づけやプライドをくすぐる報道を心がけている。だから報道の目的から外れる中村修二氏の米国籍取得は、とりたてて言及されていない。

 中村修二教授によれば、米国籍取得の理由は、米国では国防総省からの研究費支給、援助額が多く、その獲得のためには米国籍が必要だったと説明した。
 中村教授の米国籍取得理由は、その説明通りなのだろう。そのことを問題にしたいわけではない。

 あらためて注目したいのは、米国では国防総省が関与する研究がいかに多いかということである。開発のめどがたちビジネスになれば、その技術とビジネスは軍産複合体に、売り渡される。軍産複合体にとっては利益を生み出す源泉になる。こういう仕組みが、きっちり機能しているアメリカ社会の現実が、中村修二氏受賞のなかで垣間見えたということである。

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